おはなしライブ 「良いお母さん」を降参した日
合同会社じぶんらしくの藤嶋ひじりです。
3月8日は、国際女性デーですね。女性のみなさま、「女」として生きているなかでのもやもや、ありませんか?
保育士から就職情報誌『とらばーゆ』の編集者に転職し、女性の生き方、働き方のことばかり考えていた20代前半。All Aboutで恋愛・結婚コラムを書いていた40代。シングルマザーとして3姉妹を育てていた時代は女4人家族でした。それも含めて、「女性の生き方」について考えることは、私にとって大きなライフワークのようなものでした。
さて、そんな「女の人生においてのさまざまな役割」のなかでも「母親」という役割について、国際女性デーの前日に話し合えたらと思って企画しました。
私の母は、こんな人でした。
- 少食の子どもに、朝食を食べさせるために朝5時半に起きて近くの公園に連れだして親子でラジオ体操をする。
- 3歳から敬語を含む言葉遣い、食事のマナーなどの礼儀を教え、門限、寝る時間、テレビの制限など生活習慣における100以上ものルールがある。
- だしの素や、冷凍食品、レトルト食品など一切使用せず、出汁から食事を作り、スナック菓子禁止で毎日おやつを手作りし、子どもたちの服は、ほとんどミシンで縫う。
- 3歳から「感情は自分の部屋で沈めてからリビングに出てきなさい」「感情的になるのは動物と同じです」と感情のコントロールをできるように躾けようとする。
- 自分のための趣味は我慢。お金や時間は家族優先。
私は、彼女の「好みや感情をコントロールする」という部分を除き、母のような女性が「良い母」だと思い込み、母のようにならなければと思っていました。全然違うタイプなのに。
でも、シングルマザーとして3姉妹を育てているときに、どうしてもしんどくなってきて、自分の息抜きのために社会人バンドを始め、歌を歌うようになりました。そうしないと子どもたちに手をあげてしまいそうな自分がいたのです。
しかし、そんな私に、長女は「お母さんらしいお母さん」を求めてきました。その圧に耐えかねて、ある日「いい母親」になることを降参しました(笑)。すると、その瞬間から、どんどん「私はどういう人間なのか」「どう生きたかったのか」に気づき、生きることが楽しく思えてきました。
私たちは自分の「母親」に何を求めているのでしょうか。
そして、自分は「母親」としてどうあろうとしているのでしょうか。
妻に、どんな「母親」を求めているのでしょうか。
当日は、私がどうやって「いいお母さん」という役割を降参し、「個」の人生を取り戻したのか、そのプロセスをお話しします。
また、みんなで「母親像」について話し合います。そして、実際の「自分の母親」との違いや、「自分自身がなりたい自分」とのギャップについて、フレームワークを使いながら、みんなで話せたらと思います。
たとえば、上記のエピソードも美しく見えて、実は、シンプルに少食で朝が苦手な子にとって、どう感じていたでしょうか。縫った服だけで自分の欲しい服を買ってもらえないまま小学生時代が終わった子にとって、どう感じていたでしょうか。
ご自身が母親の方はもちろん、「母の期待に応えようとして苦しい」「母のように生きるのが怖い」「母の世話がしんどい」と感じている方も、ヒントが見つかるはずです。
その後、「母」がテーマの曲を3曲歌いたいと思います。
自分の人生を、自分のために生きたい方(女性にやさしくなりたい男性も大歓迎です!)のご参加をお待ちしています。
日時:2026年3月7日(土)10:30~12:00
場所:knocks!horikawa
参加費:1,500yen
※お支払いは現金のみ。会場でお支払いください。
お申込み:
https://forms.gle/TRdG8kiFAGYavWGk7
fukko(藤嶋ひじり):
シンガーソングライター。FM87.0RADIO MIX KYOTOパーソナリティ。保育士から女性のための就職情報誌『とらばーゆ』の編集者に転身。女性の生き方研究がライフワークと実感。退職後フリー。33歳で離婚、子宮内膜症など抱えながらシングルマザーとしてADHDの長女、不登校気味の次女、アトピーでアレルギーのある三女を育てた。44歳で再婚。ADHD診断を受けたがASD混合。HSS型HSP(好奇心旺盛な繊細さん)。AC自認。認定心理士。自身の特性や2,000人以上への取材経験をもとに、個人の内的特性を動的に捉える『自己理解のフレームワーク』を開発中。心に障害のある両親のもと家庭内で「スケープゴート」として育った経験が、現在の研究の原点。

