【活動報告】熱気の中で描く「縁」の物語:大阪・茶吉庵「マーブル展」ライブペイントレポート
こんにちは。合同会社じぶんらしく代表社員の寺嶋です。
今年の3月に大阪の天満教会で開催された「マーブル展」でのご縁が、また新たなアートの舞台へと繋がりました。7月19日、大阪府八尾市にある築250年の趣ある古民家「茶吉庵」で開催された「マーブル展」で、ライブペイントをさせていただきました!
猛暑を越える熱気のなかで
当日は屋外での開催で、非常に厳しい暑さでした。しかし、この機会を与えてくださった主催のArt Posseのスタッフのみなさん、そして会場を提供してくださった茶吉庵のスタッフさんのきめ細やかなご協力のおかげで、不安よりもワクワクした気持ちでペイントに集中することができました。
照りつける太陽の下、蝉の声が響く古民家の空間で、私は暑ささえも味方につけるように、身体全体を使って絵を描きました。私のライブペイントはいつも筆を使わず、絵の具を直接手につけて描くスタイルです。ライブペイントは、その場の雰囲気やエネルギーを瞬時に作品に落とし込んでいく、予測不能なセッション。観客の皆さんの視線や、周囲で交わされる会話の熱気も全てが絵の具の色となり、手から生まれる表現となりました。
ライブペイントに込めた「じぶんらしさ」
このようなライブペイントを通じて、私は「じぶんらしく」表現することの喜びを伝えています。技術の上手い下手ではなく、その瞬間の感覚を信じ、ありのままを形にする。
ただ一つ、足元に敷いた養生シートが黒色だったため、太陽の熱を吸収して非常に高温になり、十分に踊りながら描くパフォーマンスができなかったのは残念でした。どんな環境下でも最高のパフォーマンスができるよう、今後はさらに準備を工夫していきたいと改めて感じています。
今回の展示は、まさに「縁」が縁を呼び、一つの出会いが次へと繋がっていくことの美しさを体現していたように思います。
感謝を込めて
この素晴らしい機会を与えてくださったArt Posseの皆さま、心からサポートしてくださった茶吉庵のスタッフの皆さま、そして暑い中、足を止めて作品を見てくださったすべての方々に、深く感謝いたします。
皆様とのご縁が、また次の新しい物語へと繋がっていくことを楽しみにしています!

作品サイズ:910×1167mm
素材:キャンバス、アクリル絵の具
Art Posseと茶吉庵のご案内
今回の「マーブル展」を主催されたArt Posseは、大阪を拠点にアートイベントの企画・運営を通じて、アーティストの活動支援や地域活性化に貢献されています。多様なジャンルの表現者が集う場を創出し、アートと人々との距離を縮める活動をされています。
- Art Posse 公式ウェブサイト: https://www.art-posse.com/
そして、ライブペイントの会場となった茶吉庵(ちゃきちあん)は、大阪府八尾市にある築250年の歴史を持つ、情緒あふれる古民家です。ギャラリーやカフェ、イベントスペースとして利用されており、日本の伝統的な美しさと現代アートが融合する独特の空間を提供しています。さまざまなイベントが開催されていますので、ぜひ訪れてみてください。
- 茶吉庵 公式ウェブサイト: https://chakichian.com/