【活動報告】神戸ノスタ「みんなの学園祭」 技術と感情が織りなす音楽の力
こんにちは、合同会社じぶんらしく藤嶋です。
先週の「みんnanoライブ」に続き、2週連続でステージに立たせていただきました! 6月7日、神戸の旧北野小学校の講堂が会場となった「みんなの学園祭」です。
心強いサポートと、広がる音楽の世界
今回も、キーボードのたかのまさのぶさん、そしてコーラスのBakoさんにサポートしていただき、「Persona」「Chu Chu」「Minamoto」の3曲を披露しました。お二人の存在は本当に心強く、安定したパフォーマンスに繋がっていると実感しています。いつもありがとうございます!
「みんなの学園祭」という名の通り、本当に多様なステージが繰り広げられていました。ういういしい中学生を含む姉妹バンドや高校の軽音楽部の学生さんたちから、ピッキングの全国大会入賞者、関西大会の優勝者、さらにはプロのバンドやアカペラグループまで、幅広いジャンルとレベルの音楽を「聴く側」としても存分に楽しませていただきました。
感情が乗った「磨き上げられた技術」の衝撃
特に印象的だったのは、声楽ご出身のソプラノシンガー 〜音〜NONさんのステージです。
クラシック好きの両親のもとで育った私もクラシック音楽は大好きですが、正直なところ、自分の心に深く響くのはジャズやボサノバ、ファンク、R&Bなど、グルーヴ感のある音楽。クラシックは「上手だな」とは思うものの、私にとってはちょっとお行儀がいい感じがして、なかなか心の奥まで届きにくいという印象がありました。
ところが、NONさんの歌は、ボディにすっと入ってくる。磨き上げられた技術に、感情がしっかりと乗せられていて、聴いているうちに鳥肌が立ちました。その歌声には、よい意味での「破壊力」(という言葉が適切かは分かりませんが)のようなものがあり、心を揺さぶられました。
これまで音楽を続けるなかで、「技術だけでは響かない」「でもやっぱりテクニックも必要」という、テクニックを磨きたい気持ちと、そこに抵抗を感じる気持ちの間で揺れ動いていました。しかし、NONさんのステージを見て、「磨き上げられた技術」に「感情」が加わることで、こんなにも心振るわせる力があるのかと、改めて音楽の奥深さを知ることができました。
本当に、世の中にはいろいろな音楽があり、その奥にはそれぞれの経験が詰まっているのだなぁとあらためて実感しました。表現の幅は、まだまだ広げていけそうです。いつも、いつまでも学びですね。
「Chu Chu」がティーンにも響いた喜び、そして次へ
私の歌については、「Chu Chu」が中高生にも意外とウケてくれたのが、とてもうれしかったです! 「フリ」もみなさんいっしょにやってくださっていました。世代を超えて楽しんでもらえたのは、シンガーソングライターとして本当に励みになります。
今回のイベント出演を誘ってくださったBakoさん、本当にありがとうございました! 寺嶋の絵画の展示もおこない、そちらの搬入と搬出も手伝いました。音楽があるところでの展示の難しさも感じつつ、このような機会があることに感謝です。
次のステージは7月。なんだかんだと、ほぼ毎月どこかで歌わせていただいています。日々の暮らしのなかに、もっと音楽の時間を増やしていこうと思います。