【活動報告】地域と繋がるアートの授業:小学3年生と「描く喜び」を分かち合いました!

こんにちは。合同会社じぶんらしく代表社員の寺嶋です。

先日6月6日、地域の小学校で小学3年生の図工の授業の講師を務めさせていただきました!子どもたちとの出会いと、その中で生まれた表現の数々に、私自身も大きな喜びを感じる時間となりました。

地域からのご縁が繋いだ、特別な授業

この機会をいただいたのは、私が活動している地域の無形文化財「ハモハ踊り保存会」の新年会でのこと。近所でアトリエのような場所がないかと話していたところ、同席されていた市議会議員さん、府議会議員さんに私のパフォーマンスをご覧いただく機会に恵まれ、その場にいらっしゃった小学校の校長先生をご紹介いただきました。

その後、何度か小学校に足を運び打ち合わせを重ねるなかで、担当の先生からいただいた「いつも画用紙からはみ出してしまう子がヒーローになるような」という言葉が、私のなかで深く響きました。まさに、合同会社じぶんらしくが大切にしている「自由に表現する楽しさ」を伝える場にしたい、という思いが固まりました。

決められた枠を超えて、自由に表現する喜び

授業では、まず子どもたちに問いかけました。「絵を描く道具って、筆や鉛筆だけじゃないよね?」と。そして、身の回りにある掃除道具や、意外なものが絵を描く道具になり得ることを伝えました。私の抽象画をいくつか紹介しながら、「楽しんで描くと、その喜びは必ず伝わること」「どんな感じ方があっても、それが正解であること」を伝えました。

その後は、子どもたちに簡単に描ける抽象画のワークに挑戦してもらいました。そして、描き終えた作品を友達同士で見せ合い、感じたことを伝え合う時間を設けました。

最初は、自分で作ったものを人に見せるのが少し恥ずかしそうな子もいました。でも、友達や私が「すごく素敵だね!」「この線、なんだか好きだな」と素直な気持ちを伝えると、彼らはたちまち嬉しそうな顔になるんです。その姿が、本当に可愛くて、私まで温かい気持ちになりました。

小学校のHPでもご紹介いただきました!

今回の授業について、小学校のホームページでもご紹介いただきました。

[小学校HPより]

校区にお住いの寺嶋康浩さんにご来校いただき、3年生と3組が絵を描くことについて学習をしました。

寺嶋さんの作品を見せていただいたり、触ったりさせていただきました。

点と点を結ぶ線をかくことで作品をつくりました。お互いに見せ合い、自分が感じたこと、相手が感じたことを伝えあいました。

楽しい活動をありがとうございました。

寺嶋さんの作品を校内に飾ることとお許しいただきました。掲示ができたら紹介いたします。


小学校で授業をさせていただくのは初めての経験でしたが、子どもたちと一緒に遊ぶような感覚で、私自身も心から楽しむことができました。この時間が、子どもたちにとって、既成概念にとらわれずに表現する自由を知る「なにかのきっかけ」になってくれたら、これほど嬉しいことはありません。

地域のためにできることはないかと考えていた私にとって、今回のご縁は本当に素晴らしい機会となりました。校長先生や担当の先生方、そして純粋な感性で向き合ってくれた子どもたち、すべての方々に心より感謝いたします。

校内に飾らせていただくことになった私の作品も、子どもたちの日常に少しでも彩りを添えられたら嬉しいです。掲示が始まったら、またご報告させていただきますね。

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