【活動報告】大きなキャンバスに広がる「じぶんらしさ」:岩倉マルシェ2025 らくがきラボ出展レポート その1

こんにちは。合同会社じぶんらしく代表社員の寺嶋です。

私たち合同会社じぶんらしくが大切にしている活動の一つに、「だれもが『じぶんらしく』自由に表現できる場づくり」があります。先日5月18日(日)、そんな私たちの活動の一環として、京都市左京区の宝ヶ池公園で開催された「岩倉マルシェ」に、「らくがきラボ」というワークショップを出展してまいりました!

「岩倉マルシェ」は、地元京都市左京区岩倉地区周辺の店舗や、地域を愛しなにかの活動をしている方々が中心となり、地域を盛り上げ、温かい人と人の繋がりを生み出すことを目指して開催されている、手作り感あふれるお祭りです。地域の活性化に貢献し、素敵なご縁が生まれる場で活動できることを嬉しく思っています。

今回「らくがきラボ」として出展したのは、あおぞらの下、幅1.8メートル、高さ1.8メートルという大きなパネルに、参加者が自由に、みんなで一緒に絵を描くというワークショップです。

岩倉マルシェさんのInstagramで事前に温かい告知をしてくださっていたおかげで、10時のスタート時点ですでに「汚れてもいい服装で来ました!」という、やる気満々の親子が待っていてくれました。その後も、イベント終了までひっきりなしに、小さなお子さんから60代くらいの大人の方まで、本当に幅広い世代の方が「らくがき」を楽しんでくださいました。「結局、何人くらい描いてくれたんだろう?」と後から思うほど、終日たくさんの笑顔と、キャンバスに向かう熱気で賑わいました。

なぜ、大きなキャンバスを用意し、「自由に描く」ことを大切にしているのか。それは、特に子どもたちに、学校の授業ではなかなか経験できないような、自身の身体よりも大きなスケールで、全身を使って絵を描くダイナミックな体験をしてほしかったからです。そして、上手い下手や、完成形といった「結果」にとらわれることなく、その場にある多様な道具(筆、掃除用ブラシ、ときには手!)を使い、頭に浮かんだアイデアをすぐに試してみる。こうした「プロセスそのものを全力で楽しむ」経験が、その子の人生のなんらかの変容に繋がる「きっかけ」になることがきっとある、と信じているからです。

また、大人の皆さんには、子どものころのように、結果を気にせず、ただ描くプロセスそのものの楽しさや喜びを再発見してほしいと思っています。「こう描かなければいけない」という固定観念や、「失敗したらどうしよう」という気兼ねを手放せば、だれでもきっと、童心にかえって自由に、夢中で描く喜びを味わえるはずなんです。それは、まさに「じぶんらしく」心のままに表現することの原点でもあります。

「らくがきラボ」は、そんな、参加してくださった方が、心のままに、感じたままに色や形を表現し、そこに集まる他の人とのエネルギーと響き合いながら、創造の楽しさを分かち合える場です。岩倉マルシェという地域に開かれた温かい場で、この活動ができたことに、大きな喜びを感じています。

汚れてもいい服装で来てくださった姉妹

だれかが描いた上にまただれかが描いていく

大人っぽく見える、中学生も来てくれました

どんどん変化していく作品

描き出したら止まらないアーティストたち

この「らくがきラボ」での活動は、今後も定期的に開催していく予定です。次回の開催は、6月14日(土)10時より、北大路駅からすぐのアトリエ苗にておこないます。ぜひ、童心にかえって、あなたの心のままの色と形を解き放ちに来てください! 私たちと一緒に、描くプロセスそのものの喜びを、思いっきり楽しみましょう。

最後に、岩倉マルシェの主催者の皆様、そして「らくがきラボ」に立ち寄り、一緒に描くことを楽しんでくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。素晴らしい時間をありがとうございました!

追伸:岩倉マルシェでの歌のステージ出演についても、たくさんの温かい応援をいただきました。そちらの活動報告は、また次回のブログ記事で改めてご報告させていただきますね。どうぞお楽しみに!

\ 最新情報をチェック /