【活動報告】アートを「体験」に変えるランウェイ
こんにちは。合同会社じぶんらしく代表社員の寺嶋です。
皆さんは、アート作品をどのように「体験」していますか?
私たちは、アートはただ美術館やギャラリーの壁に飾られ、遠くから眺めるだけのものではないと考えています。もっと私たちの日常に寄り添い、触れることで、動かすことで、あるいは予期せぬ方法で見せることで、見る人の感覚を揺さぶる「身近な体験」になる可能性を秘めていると信じています。作品そのものだけでなく、その「見せ方」や「使い方」のアイデア自体もまた、パワフルなアート表現だと模索を続けています。
そんな想いを胸に、なにか新しい表現の場はないかと探していた数ヶ月前、SNS(スレッズ)で飛び込んできたのが、「作品を持ってレッドカーペットを歩く『Art Runway』」というイベントの告知でした。
「これはすごい! まさに私たちが求めていた、作品の見せ方そのものがアートになったようなイベントだ。しかも、エンターテイメント性があって、アーティストも観客も一緒に楽しめるなんて、最高だ!」
直感的にそう感じ、すぐに参加申し込みをしました。
イベント当日、会場となった大津駅前には、本当にものすごい熱気と期待感が溢れていました。そして、いよいよレッドカーペットへ。自分の作品を手に、多くの方々の視線を感じながら歩くという、これまでにない貴重な体験でした。
この写真を見ていただけますでしょうか(撮影はカメラマンのウエさま→https://www.instagram.com/ugo_uesama/)。















この写真に写るアーティストたちの顔を見ていただければ、言葉は要らないはずです。皆、喜びに満ち溢れています。この表情こそが、このArt Runwayというイベントがどれだけ素晴らしかったかをなによりも物語っていると思います。
このイベントを企画・実現されたのは、主催者のToyomiさんです。ご自身も出演アーティストとしてステージに立ちながら、イベント当日の細やかな準備はもちろん、事前の告知動画制作まで、驚くほど丁寧かつ情熱的に、大きな愛情を注いで準備を進めていらっしゃいました。一つの「こうありたい」というビジョンを実現するために、ここまで惜しみなく力と時間を注ぎ、周りを巻き込んでいくその姿に心から感銘を受けました。「自分ならここまでできるだろうか?」と考えさせられるほど、学ぶべき点が多くありました。
そして、Art Runwayで最も深く心に刻まれたのは、「喜びの循環」でした。
主催者であるToyomiさんの「このイベントを成功させたい、関わる全ての人に喜んでほしい」という強い想いと、イベントを作り上げるプロセスそのものへの喜びが、参加するアーティストたちの大きな喜びとなり、出演者同士の間に温かい「喜びの循環」が生まれていました。そして、このポジティブな波紋は、間違いなく会場の観客の皆様にも伝わり、大津駅前全体がアートの熱気と、喜びの空気に包まれた瞬間だったと感じています。
「作品の見せ方」というアイデアそのものがアートとなり、多くの人の心に触れ、温かい「喜びの循環」を生み出すArt Runway。
私たち合同会社じぶんらしくが、アートや表現活動を通じて目指しているのは、まさにこのような、一人ひとりが「じぶんらしく」輝き、その喜びが周囲に広がるような社会です。今回のArt Runwayへの参加は、私たちの活動の大きなヒントとなり、また同じような「喜びの循環」を生み出したいという想いをより強く確かなものにしてくれました。
このような素晴らしい機会をくださった主催者のToyomiさん、そしてイベントを共に創り上げ、最高の空間を共有した全てのアーティスト、関係者の皆様、そして会場にお越しくださった観客の皆様に、心より感謝いたします。
アートの持つ無限の可能性、そして「喜びの循環」を信じて、これからも合同会社じぶんらしくの活動を進めてまいります。また機会があれば、Art Runway、ぜひ参加させていただきたいです!
【今回参加したイベント「Art Runway」のご紹介】
私たちが先日参加させていただいた「Art Runway」は、「作品を持ってレッドカーペットを歩く」という、アートの見せ方に新しい可能性を提示するユニークなイベントです。アーティストと観客が一体となってアートを体験し、喜びを分かち合う場が創造されていました。Art Runwayの活動や、イベント関連の商品にご興味のある方、また応援したいという方は、ぜひこちらの公式サイトをご覧ください。今回のArt Runwayの写真集も予約販売されます。次回は7月に東京で開催されるそうです。
アートランウェイ https://artrunway.official.ec/